兄弟（他者）を咎めること

兄弟たちを思わず

批判、非難、咎めたくなる時…

それは何を意味しているのか。

咎める＝もちろん愛ではない。

ただイエスは道徳的に

人に優しくしなさいというような意味で兄弟を咎めてはならないと言っているのではない。

咎めたい欲望にかられたとき

それは自我の思考体系を選んでいて

あなたとわたしは別々の存在であるという信念を強化し、

すなわちそれは天国（一体性）ではなく

地獄（分離）を選んでいるということになります。

つまり

わたしは幸せになりません。

という意思表示なのですね…。

それでも

私たちは

強烈に兄弟たちを

判断したい欲望を持っています。

批判したい、非難したい、否定したい

これが外に罪を見る投影の仕組みです。

それは身近な人だけではなく

政治やニュースに対しての非難でも同じことです。

咎めることが

なぜダメなのか…

がようやく腑に落ちました。

自我がでっち上げた他者への知覚を

聖霊に捧げ、知覚を訂正を

祈りたいと思います。